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「エイリアン2」ジェームズ・キャメロン監督 1986年

これはいいです。アクション編ですね。話がつながっているのですね。

エイリアンで最後リプリーが漂流するんですがそれがマザーシップに格納されるところから始まります。しかし57年間漂流して格納されて、リプリーの体からエイリアンが出てくるところは今回もだまされました。

そして嘘みたいですが、宇宙開拓者たちがあの星に移住してお宝探しをするのです。まあ先に見つけたものが所有権を得られるという構図。そしてあの飛行物体を見つけます。アーーあ、という感じ。通信がこの移住者たちと途絶えたから、もう一度行ってくれといわれてもねえ、いやだよね、あの怖いのに会うのは。実際あんな生き物と対面したら逃げることもできないかもしれません。私は大きい土蜘蛛でも怖いですもん。

しかし退治という名目で出かけます。今回は攻めて行くのですから兵器は十分です。だから面白いんですよ。エイリアンは不気味さですがこちらは面白さ。

女の子が一人見つかります。そしてエイリアンの標本もありますがほとんどの人は結局は殺されてしまったのでしょう。さらにエイリアンは大量に脱皮してしまいました。人間のエキスが必要なのか、たくさんの人間がいた分、エイリアンも増えましたね。

ここでも上官がだらしないので部下がやられていきます。ここでも一番ひどいのは人災なんですね。まず、移住許可の人たちへの許可、そしてこの上官など。すべて悪いほうに動く原動は判断の甘さです。そしてエイリアンをリプリーの寝ている部屋に投げ込むのはちょっとねえ、観ているこっちの心臓が止まりそうになったので実際にこんな立場なら恐怖で大変でしょう。私は今体調が悪いのですが、かなり後悔して何回か途中で止めました。動悸がすごい。それくらい観ていて精神的にきますね。でも救いがあって女の子が生き残っただけあって、通路に詳しいの何の、危機一髪を救います。そして「百聞は一見にしかず」実戦を経験しているリプリーが強いのなんの。そしてマザーエイリアンと遭遇するときの驚きはすごい。まずは逃げなんでしょうが、なぜならば核爆発させるので、それでも撃ち殺していきます。

しかしまだ続く恐怖。最後にロボットで素手の勝負です。このくらい強くないと人間ではないですよね。ここまで来ると元気を与えてくれます。私もがんばろうとね。最後の魂の勝利には映画とはいえ拍手喝采です。最近このくらい面白い映画減りました。改めて、すごい映画です。

6/7

 

「エイリアン3」 デイビッド・フィンチャー監督 1992年

この映画までは観ております。そして「エイリアン2」で限界と思ったにに、この映画もすばらしい出来でした。本当にすばらしいシリーズです。

とにかくこの映画では、冒頭の無言で映し出される映像が深い意味を持ってきます。映画館で気軽に見逃したりしたら大変ですよね。私は以外と途中から平気で入るほうなのでこういうケースはほかにもあったのでしょう。

そして、状況がまたいいんです。囚人の星に来て男ばかりのところに入ります。当然エイリアンもつれてきてしまいます。ところが男たちとの無言の障壁の中で、エイリアンに気がつかないのです。今回のエイリアンは寄生して出てきた段階でエイリアンの形をしていたのでもしかしてエイリアンクイーンなんですかね。続けてみているのでこんな細かいことまで想像しますよ。

そのとおり、エイリアンはリプリーのところに近づいても殺しません。仲間だからでしょう。この2ショットは参ります。すごい。

そして何か今回のエイリアンは少し頭がいいのです。人間が仕掛けることの逆にエイリアンが仕掛けてきます。まとまりはあるんですが、エイリアンが頭よすぎる。見た目も少しかわいい感じがするのは気のせいでしょうか。

そしてこの映画が違うのはいったん解決したかに見えるところです。今までもそうでしたが、解決したら人間同士の問題が浮かび上がってくるのです。そしてエイリアンを逃がしてしまい、かつリプリーがエイリアンに寄生されていることがわかるのです。

そして殺してくれというのですが、高尚なる魂を持ったものをそう簡単には殺せないです。

そして追い込み殺す作業に入りましたが、今回のエイリアンは一匹でなにか追い詰められやすいんですよ。鉛を浴びせてその上に水をかけて殺しました。しかしここでも人間が出てくるのです、人間のほうが恐ろしい。このことを監督は言いたかったのではないでしょうか?

 

しかしTHE ENDという形なんですが、「エイリアン4」よく作りましたね。

6/8

「エイリアン4」ジャン=ピエール・ジュネ監督 1997年

この映画のシリーズの4作目を作るのは勇気の必要なことだと思います。「アメリ」の監督がチャレンジしたんです7ね。実は観ておりません。なぜならば、前作でリプリーは死んでしまったからです。しかしなぜか助かり、エイリアンクイーンの幼生を手術で取り出され、命も助けられました。この映画共同制作者にシガニー・ウィ−バーの名前があるのでどうしてもいつになく目立つ感じです。いままでの目立ち方とはちょっと違う。しかし今回は魅力的な女性が一人居ます。エイリアンって女優が出てこない映画なんですよ。ウィノア・ライダー、実は好きなんですよ。この女性(Aとする)を含めて6人が乗った船が途中修理のためにエイリアンの居るマザーシップに寄ります。リプリーとエイリアンクイーンはクローン化されて生まれてきたのです。この途中に寄った船の連中が何かトラブルを起こすのは目に見えております。またリプリーもクローン化されて生き返ったといってもエイリアンの遺伝子の影響を受けているのです。またエイリアン研究では人間が犠牲になってエイリアンに寄生させてその繁殖具合まで実験してます。何か起こらないほうがおかしい環境です。

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